王道が来るまでの日常

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私立流星学園、ここはいわゆる王道学園らしい。 ちなみに俺は腐男子ではなく親衛隊や生徒会会計として学園生活を送っている訳でもない。  ……まぁ、この学園に来たのは中学一年のころで、それはパリコレクションにも東京ガールズコレクションにデビューしてから三年連続で参加しているモデルでもある腐女子の姉と大手の探偵事務所社長の母親(腐女子)に強引に行けと精神攻撃+肉体的な折檻を受けて俺が折れてここにいる。  父親?そういえば確か父はラスベガスでバウンティーハンターでもしてんじゃねーの?詳しくは知らねーけど。 おっと俺の説明をしないとな。 俺の名前は柊 怜桜(ひいらぎ れお)この流星学園の二年生で回りの奴等から一歩引かれて、警戒されている。 まぁ、それも仕方ないか。俺は腐女子×二人にこの学園で生徒会の親衛隊に入るように言われたけどなんやかんやで失敗して、二人からむちゃくちゃ怒こられた。 それでもうどうでも良くなって授業や学校行事とか色々サボって鬘とかもうごみ箱に投げ捨てて、自棄になって屋上に行ったら不良がいて、絡まれたからそれを逆にボコったからだろーな。 あのあとも時々不良から喧嘩吹っ掛けられるし、しまいには赤髪のあいつはヤクザの息子なんじゃねとか、今までに五千人以上ぶちのめしたとか言われるし。 そのせいでなんか知らねーけど、二人からそうだ。お主にはまだその手があった!一匹狼総受け……だと!!とか訳わかんねーこと言われるし……もうどうでもいいや。
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