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とりあえず、来月のお見合いを断ろうと思って
久しぶりに実家に足を運んだ
久しぶりに夕飯にお邪魔したら、ご馳走が並んでいた
「美樹、久しぶり。
あら?きちんとご飯も食べてるみたいね。健康そう」
「あ、うん」
「ほらっ、座って。お父さんも久々だから、待ってたわよ。美樹もビールでいい?」
「あーうん…」
ご飯も半分位終わって、話を切り出すことにした
「あーあのね。来月のお見合い…断っていい?」
「え?今更?無理よ。
なんか理由でもあるの」
「えっと…彼氏ができたから、お見合いは必要ないかな?って」
「へぇ。彼氏できたの?
どんな男性?いくつなの?」
「あ、素敵な人だよ
今25歳……かな?」
「25歳?5歳も年下じゃない…?」
「うん。そうだけど…」
「じゃ、問題ないじゃない。お見合いは結婚を前提だから、とりあえずしなさいよ」
「え?だから、彼氏がいるんだってばっ」
「その彼氏は、結婚してくれそうなの?美樹と」
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