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「歳なんて、関係ないから、少なくても俺には…」
「私は…気になるな。やっぱり。だって5歳の時に平山くん産まれたんだし」
「それは、そうだけど。歳じゃなくて、二人の距離が近ければいいじゃん。俺は美樹さんに出会ってから、いろんなこと、楽しくなったよ」
「うん、それは、私も。毎日楽しい」
「でしょ?一緒だ」
「うん。」
「今日は、明日休みだから、ゆっくりできるね?」
「何を…?」
「何をってゆっくりだよ。気持ち的に。どういう想像しちゃってんの?美樹さんっ」
ニヤッて平山くんが悪戯っ子みたいに笑った
「あー、そうだね。じゃ、ゆっくり本でも読もうかな?借りたし」
「ふぅーん、いいですよ。じゃ、隣で種明かししちゃおうかな?」
「それじゃ、読む楽しみないじゃん」
「今日は、本なんて読んでる暇ないですよっ」
「…なんで?」
「なんでも。今日は寝かせませんから」
「…うん…。お皿洗っちゃう」
「うん。待ってます。先にシャワー浴びて」
。
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