誕生日 #2

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「歳なんて、関係ないから、少なくても俺には…」 「私は…気になるな。やっぱり。だって5歳の時に平山くん産まれたんだし」 「それは、そうだけど。歳じゃなくて、二人の距離が近ければいいじゃん。俺は美樹さんに出会ってから、いろんなこと、楽しくなったよ」 「うん、それは、私も。毎日楽しい」 「でしょ?一緒だ」 「うん。」 「今日は、明日休みだから、ゆっくりできるね?」 「何を…?」 「何をってゆっくりだよ。気持ち的に。どういう想像しちゃってんの?美樹さんっ」 ニヤッて平山くんが悪戯っ子みたいに笑った 「あー、そうだね。じゃ、ゆっくり本でも読もうかな?借りたし」 「ふぅーん、いいですよ。じゃ、隣で種明かししちゃおうかな?」 「それじゃ、読む楽しみないじゃん」 「今日は、本なんて読んでる暇ないですよっ」 「…なんで?」 「なんでも。今日は寝かせませんから」 「…うん…。お皿洗っちゃう」 「うん。待ってます。先にシャワー浴びて」 。
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