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ムーンビーチに着いた
小さなビーチで
なんだかプライベートビーチみたいな感じ
人もまばらで
早速平山くんが平山くんの家から持ってきたビーチパラソルや椅子を並べて
「美樹さん?日焼け止め塗った方がいいよ。きっと今日の日差しは痛くなるよ」
「平山くんは?」
「俺は焼けたいからなあ…焼くかな」
「うん…大丈夫?塗らなくて」
「うん。塗らなくていいや。塗ろうか?」
「うん…よろしく」
なんか広い海を望みながらこうして二人でいると
まるで二人きりみたい
海って凄いパワーだな
いつもそう感じる
平山くんは、昨日少し焼けたのか若干小麦色の肌になっている
私は中々焼けないから白いまま…髪の毛をアップして海に入る用意をした
「美樹さん、アップにすると若く見えるね」
「そう?…ま、実際三十路だけどね」
自分で言って落ち込みそうだよ。
そういえば私は…平山くんより遥か年上だった
。
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