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「大丈夫?」
少しフラフラ歩いている平山くんの隣に歩いた
「うん、大丈夫大丈夫」
大体平山くんが
言葉を繰り返す時は少し酔ってるんだよな…?
「大丈夫じゃないよ、肩貸すから捕まって。
こめんね…」
「何が?」
「嫌な思いさせて」
「嫌な思いなんてしてませんよ、会えてよかったです」
ニコッて笑うから
なんか涙出てきた
犬みたいなんだよね…
平山くん
癒される笑顔で
隣にいると安心できて
私まで温かくなる
「何笑ってるんですか?」
「犬…みたいだなって」
「えー?犬??がっかり」
大袈裟に肩を落とす
平山くんがかわいくて
クスクス笑いが止まらなくなった
「俺が犬なら、じゃ、美樹さん飼い主?」
「うん、そうそう」
「じゃあ、今日からペットとして毎日一緒に寝てね」
「え?やだあ、なんで?そうなるの?」
「ペットだから、飼い主さんと一緒にいたいから。お風呂もね」
「いーやーだっ」
「あはは、美樹さん元気出た?」
「うん…」
。
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