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「そ?よかった」
「うん。大丈夫」
「美樹さんとお母さん似てるね」
「え?似てないよ?あんなひねくれてないし」
「あはは、性格もまあ似ているけど顔ね。雰囲気とさ」
「そっかなあ…」
「美人なとことか似てた」
「美人?私が?何言ってんの?酔ってるでしょ?」
「美樹さんは美人ですよ。そして近寄りがたかった」
「そうなの?」
「うん…何かね。中々近寄れんかったですよ。そんな雰囲気が似ていた」
「うん、確かに。家の母さん近寄りがたいね」
「でも、近寄ってみたら、かわいいんですよっ」
「母さんが?」
「両方!美樹さんもね。
俺には美樹さんは高嶺の花でしたあ~」
「でしたあ~って酔ってるでしょ?」
「うん、なんか酔ってきたかも…」
「いや、平山くんさっきから酔っていたよ?」
「はは。そうですか?
あーでも緊張したあ~やっと解放ー」
「そっか。緊張してたんだね」
「もちろん!真剣ですからね、これでも」
。
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