第1章
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命の暖かさまで奪おうとする様な冷たい風が吹き出し、悪魔は死を覚悟した。 しかし、先程の男の乗った馬車が来て悪魔は民家に運ばれる。 そこには今まで、親切にしたり、助けた人が居て悪魔の側で世話を焼くのであった。 嬉しくて、嬉しくて、悪魔は泣き出してしまう。 悪魔が知らない内に作り出した幸せの連鎖は、こうして続いていたのだ。
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