第3章

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蒼蘭の攻撃をまともに喰らったと思い神将達は大声で叫んだ! よく見ると晴明の前に青龍と騰蛇が立っていた。主を守るために‥‥‥‥。 「‥‥‥フン、さすがに俺の術をほどいたね?さすが神将だよ?」 蒼蘭はせっかく仕留めたと思いきらザマをされたことにムカつき一旦夜叉の元に戻った。 晴明は、妖の子供を目を離さず見て固まっていた震えも止まらずに‥‥‥。 「‥‥‥‥ま、‥‥‥まさか‥‥‥。」 「‥‥‥どうした?晴明?」 「‥‥‥あ、‥‥あの‥‥‥霊力の‥‥‥気配は、‥‥‥‥ま、昌浩の気配だ!」 「「「「‥‥‥‥‥?!‥‥‥‥」」」」 晴明の言葉に神将達は、晴明から妖の子供蒼蘭を見て固まってしまった。 「‥‥‥‥クスクス!そんな!‥‥‥昔の名で呼ばれるの久しぶりだね?」 「‥‥蒼蘭、奴等に答えるな!今日は退くぞ!」 「‥‥クスクス、うんわかった!じゃね!安倍晴明‥‥いや‥‥‥じい様次会うときは貴方の命もらいますから!」 蒼蘭はあっさり自分の本当の名をなのり夜叉と共にその場から姿を消した。 「‥‥‥‥‥ま、昌浩?」 晴明と神将達は蒼蘭達のあとを追うことしなくその場に立ち尽くしてしまった。 せっかく会えた愛しい孫が妖に生まれ変わって自分を殺しに来ることに思っていなかった。
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