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まずレシピをもう一度確認し、私は作業に取り掛かる。 じゃがいもは…まあ、なくても大丈夫だろう。 むしろこのじゃがいもを入れる方が、失礼な気がするし。 材料を切り終え、お肉を鍋で炒める。炒め終わったら、野菜を入れて… おお…?何だかちょっと料理が出来る人っぽい! 少し浮かれながら、どんどん作業を進めていく。 そうだ、味付けは…どうしよう? 夏樹さんは甘めが好きなのか、辛めが好きなのか。 ちなみに私は、食べれたら何でも良い。 まあ、大体全部を同じくらい入れれば不味くはならないだろう。 そうだ、隠し味で味噌を入れてみよう! 味付けをすれば、後は具材が柔らかくなるまで煮るだけだ。 「そろそろかな…」 具材に箸を刺してみる。 「おお!柔らかい!出来てる!」 歓喜の声を上げた同時に、玄関の方から音がした。 夏樹さん、帰ってきた! 今日は昨日より早いな~と思いながら、私は火を止め、玄関に向かう。
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