第4章 禁断の授業

10/32
前へ
/32ページ
次へ
やがて――。 言葉を失う僕の目の前を 死んだ恋人の亡霊が 「おはよう」 とびきりの笑顔を浮かべたまま 「――蒼ちゃん」 懐かしい――。 甘い声音で 耳元に囁き 白昼夢のように通り過ぎてゆく。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

95人が本棚に入れています
本棚に追加