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燐「あ、そうですか。なら大丈夫ですね」
聡「燐音くん。これ持って先に部屋に行ってて。私は着替えとか取ってくるから」
燐「分かりました!」
オレは理事長に食材とかの入った袋を受け取り、エレベーターから降りた。
そして部屋に戻って肉とかを冷蔵庫にしまった。
すると理事長が部屋に入ってきた。
聡「勝手に入ってきちゃった☆」
理事長はジーパンに黒いパーカーを合わせていた。そしてフードを被っていたから一瞬不審者かと思った。
燐「着替えてきたんですね」
聡「私といるのが他の生徒にバレちゃうと面倒でしょ?だから普段は着ない私服できてみた(笑)これなら理事長の私とは結び付かなかなって思ってカジュアルな格好にしてみた♪」
理事長は荷物を置くとフードをおろした。
…この人、更に若くなった?
黒いから更に引き締まって見えるし。
チャックだってそこそこ下ろしているからセクシーだ。
なんだ?この歩く18禁は!
あ、これは理事長相手に失礼ですねw
燐「……その…カッコイイです////」
浮気じゃないです。
ちょっと理事長の色気にやられただけです。
聡「んー、やっぱり似合わないかな?」
燐「そんなことないです!スーツ姿の理事長しか見たことなかったので…凄い似合ってます!!それに…スゴくカッコイイです////」
聡「…なら、よかった((ニコッ」
燐「っ!」
あー、ダメだ。
理事長の顔…直視できないよ。
この人の事をまじまじ見ることなんてあまりなかったけど、こうしてよく見るとメチャクチャ顔整ってるし細身だし背高いし色気駄々漏れだし…とにかくヤバイな。
聡「…燐音くん?…クスッ、もしかして…意識しちゃってるの?…私のこと((ニヤッ」
燐「色気駄々漏れな理事長が悪いです」
聡「案外素っ気ないのねw」
燐「オレはだいたいこんなですよ」
聡「知ってるよ」
燐「それは良かったです」
聡「でも嬉しいね。私を男として認識してるんだぁ…君は」
燐「いや、理事長は男にしか見えませんよ?もしかしてオネェ系だった感じですか??」
聡「そういう意味じゃないんだな」
燐「オレ、知りませんでした」
聡「私、オネェじゃないよ?一人称は職業柄こうなったのであって決してオネェとかじゃないからね!?」
必死に弁解をする理事長ワロタw
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