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燐「ハハッ、分かってますよ」
聡「全く…君って子は…」
理事長は苦笑いをしながら右手で頬をポリポリと掻いた。
燐「あ!」
聡「え?なに??」
今の仕草…海斗先生も困った時によくする。
蒼真さんと海斗先生はよくダブって見えるけど、なんか…理事長と海斗先生もダブって見える時があるんだよな。
いや、蒼真さんと理事長もダブって見えることあるけどさ。
なんだろ?
二人が理事長を慕っているからかな?
ってそれもあるけどソコじゃない!
燐「右手の拳、血出てますよ!?」
聡「あー、さっき壁殴ったからねw」
燐「正真正銘あれは破壊でしたよ」
聡「いや~見苦しいところを見せちゃったねw」
燐「流石のオレも呆気に取られましたよ」
聡「ちょっと我慢出来なくなっちゃってw」
そしてソファーに座りながら話始めるオレらなw
いや、オレは救急箱を持ってきて理事長の手当してたけど。
燐「……痛く…ないですか…?」
聡「…君はさ、私がこんな状態なのに痛くないと思うかい…?」
理事長は涙目だった。
なんで買い物中に気づかなかったんだろ?オレ。
消毒を終えて処置をしていくオレ。
燐「……下手ですみません」
聡「…大丈夫だよ。普通に上手いから」
燐「…ありがとうございます///」
誉められたからちょっと嬉しい。
聡「さて、今度は燐音くんの番だねw」
燐「えっ!?」
聡「じっとしててね♪」
燐「ぇ、ちょっ…ま!」
聡「ぅゎ、暴れないでよ!」
燐「イヤです!絶対に痛いですもん!」
聡「よっ…と」
理事長の隣に座っていた事もあって何故か押し倒されるオレw
燐「……は、…離してください…」
聡「すぐ終わるから大丈夫だって!」
燐「いやいや、無理です!イヤです!」
聡「全く仕方ない子だね…」
燐「…ッ!い″ッ!…痛いですぅ理事長」
聡「大丈夫大丈夫。その内痛み薄れるからw」
燐「いャッ!もういいでしょ!!」
聡「ハハハ」
燐「鬼!悪魔!!」
聡「わー、涙目の燐音くんカワイーw」
燐「酷いです。りじちょー((涙目」
紛らわしい会話してたけど、オレの傷を理事長が消毒していただけですよw
ちょっとオレ痛いの無理だから消毒イヤで、理事長に抵抗してただけですからね?
勘違いしないでくださいね?
本当にヤったりしてませんからね!?
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