☆オレは服従しません☆

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転「何でそんなに怒るんだよ!うわーん!!」 燐「……はぁ?」 なんでここで泣き出すの?お前。 やべぇ、呆れすぎて物も言えないわ。 ?「おい!何があったんだ君たち!!」 なんか…コイツの泣き声で駆け付けたと思われる先公が教室に入ってきた。 ってか何でオレが先公に睨まれてんの? 燐「何ですか?オレが悪いって言いたいんですか??」 ?「だってそうだろ?」 燐「はぁ?」 ?「この子が悪いことするハズない」 信者かよ。教師のクセに。 燐「だからって理由も聞かずに一方的にオレを悪者にするのはおかしくないですか?教師として」 ?「うるさい!黙れクソガキ」 燐「そのガキ相手に癇癪起こしてる貴方はなんなんですかね?」 ?「東雲と付き合い始めたからって調子に乗ってんじゃねぇ!!」 燐「っ!!」 痛いんだけど。 何でオレはこの人に殴られてんの? ?「お前なんかよりずっとオレのがアイツとお似合いだったのに!お前なんかずっと引き込もってればよかったんだ!!大神の犬が!!!」 燐「っ!!うるせぇ!!!」 オレは先公を殴ろうとした…ダメだ。 ここで殴ったらダメだ。 今は我慢だ。堪えるんだオレ!! 聡「今のよく堪えたね。燐音くん」 蒼「さて、詳しく教えてもらいましょうか」 このタイミングで現れたのは蒼真さんと理事長だった。 なんか理事長…クマとか出来てるし顔色悪いし心なしかフラフラしてる…。 もしかして…あまり寝てない? 聡「取り合えず、そこで口論すると周りに迷惑かかるからいったんこっちにきてね?」 そう言われてオレも転校生も先公も前のドアがあるところに移動した。 転「オレは悪くない!悪いのはコイツなんだ!!」 聡「…はぁ。燐音くん。何があったんだい?」 燐「蒼真さんが教室から出てった後にコイツが目の前にきて、それで不釣り合いだから海斗先生と別れろって言われました。それで口論になってオレがキレたらコイツが泣き出して、この先生がきてオレを悪者と決め付けたので反論したら殴られました」 聡「なるほどねぇ」 蒼「理事長スミマセン。オレがこの場にいなかったばかりに…」 聡「いや、蒼真くん。君は一切悪くないよ。どう考えても。今回の件は常識はずれなこの人たちが悪いからね」 理事長は呆れたようにそう言った。
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