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ー?視線ー
燐音の恋人である海斗は今は意識不明。
これでやっと邪魔者は居なくなったね!
オレは可愛い燐音を手にいれる為だったらなんだってする男だよ?
海斗はもっと早期に刺す予定だったけどアイツの出張先にはトップクラスの族の頭をやってる教師4人組とそいつらが束になってかかっても傷一つつけられなかった族潰しがいたからさ…つい時間がかかっちゃった♪
勿論転校生を送りつけて生徒会を潰すように教えたのはオレだよ。
燐音がイジメられるのもわかっていたしね。
燐音が崩れた所を助けにいこうとしていたんだけど…全くあの子はさ仕返しするし、邪魔者を増やすし…。
まぁ、あの族潰しのガキが暴れてくれたお陰で海斗を刺しやすくなったんだけどね。
あぁ、燐音を早く手にいれたいな。
手にいれたらオレの事しか見れないように何処かに閉じ込めなくちゃね…早くオレ色に染めたいな。
燐音は怯えた顔をしたりもするのかな?…するよね。
でも、ショックだったなぁ。
燐音はオレの事を覚えていなかったんだよね…。
あんなに〝あの時〟可愛がってあげたのに…。
一生忘れられない日にしてあげたのにな…都合よく記憶を消しちゃって、悪い子だな燐音は。
オレは燐音のこと、何でも知っているんだよ?
あ、そうだ。
〝あの時〟と同じ事をすれば燐音も思い出してくれるかな?
思い出してくれるよね…だってさオレの燐音だもんね!!
前は廃墟になっていた倉庫だったけど今度は地下室とかにしようかな…?
燐音もそっちのが喜ぶよね!
あの時はクソ生意気な後輩であるアイツに邪魔をされたけど、今回は邪魔されないようにしないとね。
でも、心配しなくても、もう邪魔してくる奴はいないはず。
いや、理事長は邪魔してきそうだな。
早く燐音を手にいれたい。
そしたら、燐音の全てを奪う。
でも、燐音は〝あの時〟の記憶をなくしているから…もう一度燐音の【初めて】を奪わなくちゃ。
…そう言えば…あの青髪…蒼真だったよな?
………あれが、蒼真…ねぇ…。
人って見ないうちにどんどん変わっちゃうものなんだな…。
あの子も昔は全然違うタイプの人間だったのに…随分変わってしまった。
そしてこの学校にいたのか…アイツも。
予想外だったがいい収穫だった。
面白くなってきたな。
ー?視線終了ー
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