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蒼「オレですから」
聡「あ、うん。そうだね…そうだったわ」
その一言で納得できちゃう理事長は強い。
理事長はフードを取るとパーカーを脱いだ。
蒼「この時期に半袖ってまだ寒くないですか?」
聡「寒かった。やっぱり、自分の年齢は考えないとダメだね。昔ほど代謝が良くないから案外冷えるわw」
そして長袖を着る理事長。
蒼「温めてあげましょうか?ヤれば代謝も良くなると思いますよ??」
聡「……え、嫌なんだけど…」
蒼「とか言っちゃってw」
聡「なんで私が君に抱かれなきゃいけないのさ…」
燐「王道ですね!」
聡「うるさいよ。燐音くんも」
蒼「名案だったと思ったんですがね」
聡「それはただの迷案だから」
この二人…その気になったら真面目にヤりそうだよな?
蒼「理事長…」
聡「ん?なんだい?」
蒼「……いや、なんでもないです。…オレ、そろそろ行きますね?アイツの店、ここから結構遠いし、道も入り組んでるから電車とバスで行くので…」
聡「?…うん。気をつけてね?何かあったら迷わず連絡してね」
蒼「はい」
聡「…君にまで何かあったら私、本気で抑えられなくなっちゃうから…」
蒼「ハハッ、それは嬉しいですね。…気をつけますよ。じゃあ、行ってきます」
聡「うん。行ってらっしゃい」
蒼真さんは荷物を持つと部屋から出ていった。
燐「……スーツで行くんですか?蒼真さん」
聡「私服だと目立っちゃうからね…ホストクラブやキャバクラがある通りに行くんだもん」
燐「確かにスーツのがいいですね。でも蒼真さんが行ったら色々めんどそうですね…」
聡「まぁ…キャバ嬢に誘われたりホストにスカウトされたりはしそうだよね…あの顔立ちじゃ」
燐「大丈夫なんですかね?」
聡「大丈夫だよ。蒼真くんだからね」
燐「なぞの説得力ですね」
そのあとオレと理事長はいろんな話をした。
そして再び理事長にご飯を作ってもらい、食べた後は風呂に入った。
省略したけど今は理事長の寝室のベッドの中ねw
聡「なに?また発情?」
燐「今日は大丈夫です!」
聡「えー、ホントにぃ?」
燐「……そりゃ、…普段から理事長が使ってるだけあって…理事長の匂いが布団とかに移ってて落ち着きませんけど…」
聡「……ヤバイ。『加齢臭くさい』って言われるのと同レベルのダメージ受けたわ…」
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