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「信じらんない!先生...王子は私が家に持ち帰らせていただきます。処分されるくらいならうちで大切に愛でます」
「だ、ダメだ!これは俺が持ち帰って一つ一つの骨をなめまわすように愛でるって決めてるんだよ!」
「変態!」
「なっ...お前に言われたかねぇわ!」
「王子を汚すな!」
「俺のマドンナをなんだと思ってやがる!」
ぎゃあぎゃあ言い合う私達を、菅くんだけが冷静に眺めながら
「もう、どっちでもいいじゃん」
って呆れたようにつぶやいた。
~おしまい?~
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