理想の骨格

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放課後、菅くんも一緒に先生のところに行ってくれたんだけど... 「菅くん、もう帰っていいよ。私平気だし。」 「クレハ、ホント授業中どうした?体調でも悪いのかってくらいボーっとしてただろ?俺が呼んでも上の空だったし」 「うん...運命の出会いしちゃってたの。」 「...運命の...出会い?」 不思議そうに首をかしげる菅くんを、上から下までじっくりと見渡す。 うん、かっこいい。 理想の...体格。 しっかり出ている喉仏。 だらしなくボタンをはずしたカッターシャツから覗く鎖骨もいい。 それに...何よりいいのは 「菅くん、ちょっとしゃがんで」 「...?こう?」 そうそう、私は菅くんの後頭部を何度も優しく撫でた。 うん、やっぱり菅くんのこの頭頂骨から後頭骨にかけての滑らかさは最高... 「菅くんの頭の形って本当にきれい...ご両親に感謝しなくちゃね」 「は、はぁ...」
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