第1章

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バキッ!!!!!!!! 3~4メートルほど吹っ飛ぶ遊慎。 「いってぇー!!」 「大丈夫!?」 慌てて走り寄るナツキ 「お前いきなりすぎだろ!まだこいって言ってねぇよ!!しかもグーパンて!!女子なら普通平手だろ!?」 「ご、ごめん!だって殴れって言ったからつい…」 「まぁいいや、殴れって言ったのは俺だし。怒鳴ってわるかったな」 「うん、それでやっぱり痛かった?」 「めっちゃ。てかナツキ意外と力あるんだな!俺めっちゃ吹っ飛んだぞ!?」 「だねー!私もびっくりしたよ!!まさか私にこんな秘めたる力があるなんて」 「秘めたる力ってお前www」 グーーーギュルルルル あたり一面に鳴り響くような音が聞こえる 「なんだ今の音!?」 「な、なんだろうね!ヒューフー」 とても口笛とは言えない音をわざとらしく出すナツキ 「相変わらず口笛へったくそだなーてか今のお前のお腹の音かよ!」 「しょうがないでしょ!」 「さっき昼メシ食ったばっかだぞ」 「よくわかんないことばっか続いてお腹空いちゃったの!」 「それで腹減るもんなのか?あ、チョコあるじゃん」 ポケットから二つのチョコを出す 「ちょうだい!!」
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