1人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
同じ頃、別次元のとある家
「やめろぉおお!!!!」
「はっ!!!」
汗だくになり飛び起きる少年。
「何回目だよこの夢…ここ数日ずっとだ」
そう不機嫌につぶやく彼は遊慎(ゆうしん)
この物語の主人公である。
「ったく…こう何度も同じ夢が続いちゃロクに寝れやしねぇ
は?まだ4時半かよ!もっかい寝直すか」
ジリリリリリ!!!!!
目覚ましが鳴る
寝ぼけながら目覚ましを止める遊慎 カチッ
「こら!!!目覚まし止めて二度寝するな!!!」
「うぉっ!!?ナツキ!?いたのかよ…」
俺の幼馴染みだ
「どーせまた夜中までマンガでも読んでたんでしょ!!」
「うるせぇなー、最近変な…いや、なんでもない」
「なに?変なマンガでも見つけたの?」
「いや、そうじゃなくて
まぁあとで話すわ」
「あっそ!早くしないと遅れるよ?」
そう言い残してナツキはリビングへ下りていった。
最初のコメントを投稿しよう!