第1章

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同じ頃、別次元のとある家 「やめろぉおお!!!!」 「はっ!!!」 汗だくになり飛び起きる少年。 「何回目だよこの夢…ここ数日ずっとだ」 そう不機嫌につぶやく彼は遊慎(ゆうしん) この物語の主人公である。 「ったく…こう何度も同じ夢が続いちゃロクに寝れやしねぇ は?まだ4時半かよ!もっかい寝直すか」 ジリリリリリ!!!!! 目覚ましが鳴る 寝ぼけながら目覚ましを止める遊慎 カチッ 「こら!!!目覚まし止めて二度寝するな!!!」 「うぉっ!!?ナツキ!?いたのかよ…」 俺の幼馴染みだ 「どーせまた夜中までマンガでも読んでたんでしょ!!」 「うるせぇなー、最近変な…いや、なんでもない」 「なに?変なマンガでも見つけたの?」 「いや、そうじゃなくて まぁあとで話すわ」 「あっそ!早くしないと遅れるよ?」 そう言い残してナツキはリビングへ下りていった。
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