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「で、も…っ 」 その時、また、クラ…ッと眩暈がした。 額を押さえながらソファーに手を付くと、壱葉が心配そうに璃桜の顔を覗きこんでくる。 「璃桜…? 」 「大丈…!? 」『夫…』 けれど、最後まで言えずに、こみ上げてくる嘔吐感。 両手で口で押さえて、ソファーに倒れ込む。 「璃桜、 どうしたの? 璃桜…っ! 」
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