17.

6/38
前へ
/38ページ
次へ
逃げようとする璃桜を、ベッドに片膝を乗り上げた朔耶が、片手で受け止めるように捕らえた。 「どこへ行く 」 「あの、私、大丈夫…ですからっ 」 「……だから、今からそれを確認すると言っているんだろう? 」 後ろから引っ張られ、ボタンの外されていたブラウスはあっさりと璃桜の素肌を晒す。 「や…っ 」 「……。」 露わになった璃桜の肩を朔耶の長い指先が確かめるように辿り、フルリ…と身体が揺れた。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

738人が本棚に入れています
本棚に追加