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逃げようとする璃桜を、ベッドに片膝を乗り上げた朔耶が、片手で受け止めるように捕らえた。
「どこへ行く 」
「あの、私、大丈夫…ですからっ 」
「……だから、今からそれを確認すると言っているんだろう? 」
後ろから引っ張られ、ボタンの外されていたブラウスはあっさりと璃桜の素肌を晒す。
「や…っ 」
「……。」
露わになった璃桜の肩を朔耶の長い指先が確かめるように辿り、フルリ…と身体が揺れた。
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