第3話 アイドルの秘密 2

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『はあ? ……あいつ、呑みすぎてなかったか?』 「ワインのボトル、一本は空けてましたね」 『おい、それ、大丈夫じゃないだろ!!』 焦った声に、松波は少しイラついた。 「じゃあ、今からこっち来ればいいですよ」 返事はないが、続けた。 「竹さん、明日お休みですよね。何で、梅林寺さんを泊めなかったんですか」
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