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「おほほほほほ!!ビックリした?こんにちわ!カラスちゃん!我輩は巷で噂の『ドードー』ちゃんですぞぉ!」
「ドードー???本当に本当にあのドードーなの???」
「うん!そのドードーだお!」
ドードーは、胸を突き立ててふふーんと威張って見せた。
「ドードーさん!お逢いできと、とても光栄ですっ!まさか、まだ生きてらっしゃるとは・・・」
「生きちゃ悪いか!お前さんカラスは掃いて棄てる程はあるじゃん!」
「嫌みですかぁー?」「うん!嫌み。」
ドードーはニンマリして答えて、こほんもと咳払いした。
「カラスさんや、」「はい?」
「君はどの『群れ』にも尽く追放されて、自暴自棄になってるんでしょ?」
「え?何で知ってるの?」
カラスのキィオは、ドードーに図星を悟られ仰天した。
「で、他の生き物に変わりたいと・・・
ふーん?」
「はい・・・あたり・・・ええ、そうですけど。」
キィオは赤面して答えた。
「よし!その願い、叶えてあげちゃる!」
「ええーーーっ!ドードーさん!?」
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