2#キィオ、ドードー鳥に逢う。

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 「おほほほほほ!!ビックリした?こんにちわ!カラスちゃん!我輩は巷で噂の『ドードー』ちゃんですぞぉ!」  「ドードー???本当に本当にあのドードーなの???」  「うん!そのドードーだお!」  ドードーは、胸を突き立ててふふーんと威張って見せた。  「ドードーさん!お逢いできと、とても光栄ですっ!まさか、まだ生きてらっしゃるとは・・・」  「生きちゃ悪いか!お前さんカラスは掃いて棄てる程はあるじゃん!」  「嫌みですかぁー?」「うん!嫌み。」  ドードーはニンマリして答えて、こほんもと咳払いした。  「カラスさんや、」「はい?」  「君はどの『群れ』にも尽く追放されて、自暴自棄になってるんでしょ?」  「え?何で知ってるの?」  カラスのキィオは、ドードーに図星を悟られ仰天した。  「で、他の生き物に変わりたいと・・・  ふーん?」  「はい・・・あたり・・・ええ、そうですけど。」  キィオは赤面して答えた。  「よし!その願い、叶えてあげちゃる!」  「ええーーーっ!ドードーさん!?」
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