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中に侵入する。
駅構内は昼間に様々な店を出店してるらしく、まだ新しい感じだ。
放置された感じはない。
「――――ヒャクかぞ柄ルne………」
……何か言っている!
………気がついた!
もしもコイツがデーモンなら、狙われている事になる。
インカムで通信を試みる……!
「もしもし!!聞こえるか!?文醜!?」
「―――………。」
「シルキー!!コマさん!!」
「―――…………。」
返事がない。
「―――駄目、オジ散はワタシト遊ぶNo……」
代わりに、何かが通信して来た。
……間違いない。
「クソッ……」
狙われている。
(鬼ごっこ……100数える……あと何秒だ!?奴が来るまで……)
ツイてない。
早速、狙われた!
額に汗がツゥ……と流れる。
心なしか、寒い。
さっきからドンドン気温が下がってるみたいだ……。
「……ハァ……ハァ……」
息が……
苦しい……
上がってくる……!
――ドク!!……ドク!!……ドク!!……。
鼓動が早くなる。
それをただ無情に静かな空間で感じる……。
剣をギリリと握りしめる!!
(落ち着け……!落ち着け!!)
言い聞かせる!!
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