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ふと……
背後に何かの気配を感じる。
振り返ると、そこには……
「ふるやん!?ふるやんじゃないか!?」
フルヤンが立っていた。
「どういう事だ!?デーモンって……」
「にげ……にげ……」
フルヤンは何か言い出そうとしている……。
「なんだ!?どうした!?」
様子がおかしい………。
「にげ……にげ……」
フルヤンは武器の大剣に手をかける。
「にげ………ろ………にげ……ろ!!」
その挙動に気が付き、背後に飛び、距離を空ける!
刹那………。
フルヤンの大剣が地を砕いた!!
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