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俺の名は松永夏希
女みたいな名前なので
よく、からかわれたりする。
しかしスポーツ万能
…だが、勉強がからっきしだ。
とにかくスポーツしか
取り柄がないのだ。
『夏希』
こいつの名前は星崎弘輝
俺の友達のうちの1人だ
弘輝とは高校に入ってから知り合い
仲が良くなりそれ以降
一緒にいることが増えた
弘輝は基本人をいじるのが好きで
いつも俺をいじってくる
そんな弘輝から呼ばれ
またいじられるのか…
と思い、適当に返事をした。
『なんだ弘輝?』
『お前どーせ暇人だべ?笑』
図星をつかれ俺は
『だからなによ!!』
と、見ていたマンガを弘輝に投げつけながら言った。
『この子ライン友達探してるらしいから相手してあげてや』
『ん、りょーかいよ』
俺は暇だからいいやと抵抗なく承諾した。
『よし、今ライン送ったから相手してやってな!!』
『家帰ったらな』
『ちなみに相手彼氏募集中らしいから』
『…いらん情報ありがとう』
『なんだよつれねーな笑』
『だって俺モテねーし
相手が好きになってくれる
わけないじゃん』
『それもそうだ笑
ってか流は?』
『先帰った』
流。橋本流。
大のアニメ好きで
用のない日はさっさと
家に帰りアニメを観ている。
流とは小学からの付き合いで
腐れ縁でずっと一緒だ。
『なんだつまんねぇな
夏希!遊ぼうぜ!』
『いや、帰ってしたいことある』
俺はこれといって用事はないが
なんとなく遊ぶ気分ではなかった。
弘輝と解散し帰宅した。
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