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昔は昔、大昔の事なのです。
私は昔は一匹のとある家に飼われてた猫でした。
その家の人たちは優しくとても素敵な家族だったのを覚えてます。
その家族の一員に慣れた事を私は誇りにも思ってた位です。
でもある時、事件は起こりました。
世界の終わり世界の滅亡。
その後目覚めた時、私の周りにはあの優しかった家族も家も無く。
目の前に広がる唯の大地。
そして、まるで人間の様な腕に顔猫の様な脚と尾と言う奇妙な姿。
姿を見るために探し当てた鏡の様な破片で見たその顔は間違いなく私を愛し、一緒に家族として暮らしてくれていた女の子そのものでした。
そう言えば最後に抱えていてくれた様な気がする、でも何故…と混乱していましたがこのままではいけないと私なりに考えたのです。
生きるために如何したら良いのか、この守って貰った命をどう使って恩返しすれば良いのか、わからなかったけどわからなかったなりに動こうと思ってます。
だから家族の皆様、空でずっと見守っててください。
この身体を大切に使いつつ私は頑張って生きていきます。
私は今幸せです。
ハイネ
「なんて事が起こってたんですーって言っとけばいい感じに皆さんの同情買えますかねー??」
緋暮さん
「ほんとwwwwお前はwwwwww」
…………………
おわり
朔弥さん宅緋暮さんお借りしましたー
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