例題1

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解説が本編をいわば食ってしまっている作品って、かつてあったかなあと自分の記憶をたどると… ああ、ありましたね。 北杜夫 「さびしい王様」 童話と思って読んだらびっくりの小説です。 読んだ当時小学生だった私には、なんでこんなに前書きが膨大なのかまったく理解できませんでした。 なんで、王様が出てくる童話を読みたいと思ったのに、おっさんの日記を延々と読まされねばならないのかと思ったものです。
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