第3章

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少しの沈黙の後、ようやく大地が口を開いた。 「はぁ。 全くお前の言う通りだわ。 何でそんなことを考えてたんだろうな。 きっと、俺は大人ぶってたんだな。 簡単な事を難しく考えたりして、さ。 、、、認めたくなかったのかもな。 俺の周りの人は、昔の俺を求めている気がしてたんだ。 今の俺は、俺じゃないって。 でも、ほんとは一緒なんだよな。 昔の俺も今の俺も全部まとめて俺なんだよな。」
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