第3章

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二つのブランコと小さな滑り台と屋根付きのベンチしかない小さな公園。 私とみちるはそれぞれブランコにまたがる。 きぃきぃと小さな音をたてながら、ブランコは前後左右に動いていく。 こういうとき、どうやって切り出せば良いのかな? 私は何と言って良いのか分からなくて、口を閉じていた。 「いつ、いつ知り合ったの?」 私は驚いて隣にいるみちるを見る。
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