第3章

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ほんとはずっと逃げていたんだ。 でも、もう止めよう。 心配してくれている人がいるから。 「、、、陸の1周忌の日にね、、、」 そして私はみちるに全部話した。 痴漢から助けてもらったこと、 陸にとても似てたこと、 その後もちょくちょく会っていること。 みちるは、うなずきながら私の話を聞いてくれた。 初夏の生ぬるい風が吹いていた。
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