第4章

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私は自分の席に鞄を置く。 「藤井くんはなんでこんなに朝早いの?」 私が聞くと、ニカッと笑って言った。 「おれさ、朝早く来て誰もいない教室で寝るの好きなんだよね。」 へーなんか、へんな趣味だな。 「もしかして、お邪魔だった?」 藤井くんはふるふると首を振る。 なんだか、優しい雰囲気と合わさって犬みたいだ。 名前も北斗だし笑
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