第4章

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「今回はさ、今までで一番頑張ったからさ。 これでりょうまにきっと追い付ける。 ホントに良かった。」 みちるはしみじみと言う。 頭の良すぎる彼氏を持つのも大変なんだ。 でも、この点を取るためにすごい努力したみちるも私とは比べ物にならないほど頭良いんだよ。 そんな言葉をかけようとして、喉に詰まらせた。 これを言うのは、私じゃないよね。 誰よりも、りょうま君に認めて欲しいから頑張ってるんだから。
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