第4章

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「大地に、話さなきゃいけないことがあるの。」 私は覚悟を決めた。 まっすぐ、大地を見る。 いつになく真剣な目をしていた彼もどうやら聞く体制に入ったようだ。 そして、私は大地に陸のことを話した。 大地は少し驚いてようだったけど、黙って私の話を聞いてくれた。 全部を話したとき、外はもう暗くなっていた。
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