第4章
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胸の奥が熱くなるのがわかる。 気付いたときにはすでに大粒の涙が私の目からこぼれていた。 わたしが大地を助けてあげたいと思ったように、大地もまた私を助けたいと思ってくれていたんだ。 ほんとうに、今日大地に陸のことを話して良かった。 これで私はきっと、一歩前に進める。 そんなことを思った夜だった。
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