第5章

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私がそう言うと、みちるはシュンと少し落ち込み、悲しそうな顔を見せた。 「だって私はしおりとの思い出作りたいんだもん。 高校2年生の夏なんだよ? 来年は受験できっと忙しくなると思うの。 こうやって3人で遊べるのもあと何回あるか、、、」 そう言って、顔を押さえてうつむいてしまった。 確かに、みちるが言うことも一理ある。 それに私だって、沢山思い出を作りたい。
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