第1章

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その時、私は昼にみちるがしていた話を思い出した。 「最近、私たちの最寄りの駅で痴漢が出たらしいよ、、、」 あの時話していた痴漢かどうかわからないけど、この人は危ない。 私は男を無視して走りだそうとした。 しかし、それを男の腕が阻んだ。 男は私の肩を掴んで離さない。 「いや! 離して!」 私は必死に男の腕を振りほどこうとした。 しかし、女である私が男に力で勝てるわけもない。
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