第5章

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爆弾を投下されたような気持ちになった。 まさか大地から陸の名前が出てくるなんて。 私は、固まってしまった。 陸のことは忘れることなんてできない。 死ぬまで、頭の隅にはきっと陸のことがあるだろう。 もちろん、今だって心の中には陸がいる。そう思っている。 でも、大地が私に訊いたのは、好きかどうかだ。
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