第5章

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「あ、あぁ。よろしく。」 少し気の抜けた挨拶をする大地。 「早速なんだが、もう電車が来る時間だ。 ホームへ急ごう。」 りょうま君の発言で、四人が歩き始める。 私はりょうま君の隣に行き、小声で話しかける。 「りょうま君、驚かなかったの?」 「ん?あぁ、陸に似ているってことか。 そりゃ、驚いた。そっくりだったからな。 でも、俺はみちるに聞いてたから心の準備は出来てたってだけだよ。
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