第5章

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驚いて目を開けると、大きなビーチパラソルが私を覆っていた。 横には、シートを引いている大地がいる。 「これ、どうしたの?」 私が聞くと、顔をあげて答える。 「さっきの海の家で借りてきた。」 もしかして、わざわざ借りてきてくれた? 「俺が暑いのイヤなだけだかんな。」 心を読まれた、、、。 「俺にも、日陰ちょっとよこせ。」 そう言って、パラソルの影の中に入ってくる。
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