第1章

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「それぐらいわかるわ。 何年母親やってると思ってるのよ。 あなたは悩み事とかあるとすぐお風呂に閉じこもるんだから。」 うっ、図星です、、、。 やっぱりお母さんには隠し事できないな。 「お母さんはさ、死んだ人に会いたいと思う?」 私はお母さんに尋ねた。 お母さんはしっかり私の目を見て言った。 「それは、会いたいに決まってるじゃない。 死んだおじいちゃんやおばちゃん。 何より、、、新に、あなたの弟に会いたいわ。」
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