第2章

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「別に勉強したことは覚えてるし、学校に行けないことはないんだけどな。 でも、どうやって人と接したら良いのかわからない。 本当の渡辺 大地としての生き方ができないのが怖いんだ。」 大地はどんな気持ちでこの事を話しているのだろう? しかも、見ず知らずの私に。 記憶を無くしたらどうなるのだろう。 きっと、とても寂しくなる。
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