第2章

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私が笑った顔をすると、大地は不思議そうな顔をした。 「全く、お前は泣いたり笑ったり、よくわかんねーやつだな。」 失礼な! 私だって人間なんだ。 「でも、笑ったら結構可愛いな。」 私の心臓がバクンと跳ねた。 顔が赤くなっていくのがわかる。 「あれ?照れてんのか? そこは分かりやすいな。」 大地は笑って言う。 しょうがないじゃん。 可愛いなんてめったに言われないし。 それに、大地は普通にイケメンだ。 イケメンに可愛いなんて言われて嬉しくないわけない!
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