第2章

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「ありがと。 嬉しいよ。」 これが私の精一杯の素直な言葉。 「何お礼なんて言ってるんだよ。 やっぱりお前変なやつだな。」 、、、ムカッ なんなの、折角素直になってみたのに。 でも、不思議と嫌な気はしない。 「そろそろ出るか。」 私は携帯に表示されている時刻を確認する。 もう、店に入ってから一時間ちょっとが過ぎていた。
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