第2章

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彼はポケットから黒い長財布を取り出すと、私の分までお金を払おうとする。 私は慌ててそれを止めた。 「私もちゃんと払うよ! だって、これはお礼も入ってるし、、」 それに、実は私の方が食べてるんだよね。 私がそう言っても、大地はお金をしまわない。 「ばーか。 そんなカッコ悪いことするかよ。 これは、お礼。 付き合ってくれたお礼だ。」 そう言って会計を済ましてしまった。
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