第2章

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「俺のメールアドレス。 なんかあったとき、なんもなくても連絡してくれ。」 これ、いつ書いたんだろう? 少なくとも、私と一緒にいたときは書いてなかったと思うけど。 私は、大地の顔を見る。 暗くてよくわからないけど、大地の顔はほんのり赤くなっているような気がした。 大地は私の視線に気付くと、顔を背けてしまった。 なんだ、恥ずかしいと思ってるのか。 そんな大地の行動がすごく可愛く思えた。
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