第3章

4/40
前へ
/211ページ
次へ
「みちるはどうだったのよ?」 私が聞くと、みちるは親指をグッと立てる。 「今回こそはもらったわ!」 まぁ今回は気合いも十分だったからね。 実は、私も今回のテストは結構自信がある。 なぜなら、今回、良い数学の先生に会えたから。 その先生とは、大地のことだ。 ファミレスに二人で行ってからも時々、私は大地の暇潰しに付き合っていた。
/211ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加