3191人が本棚に入れています
本棚に追加
百合「あの、私鶴じゃありません。
申し訳ないのですが、人間です。
それと、今は何年なんですか?」
もう、ここは話を進めてあげよう。
すると、イケメンは顔を真っ赤にして我に返った様で、恥ずかしそうに呟いた。
山崎「ぶ、文久4年・・・・・。」
誰か、嘘だと言って……。
こんなベタベタな設定とか、知合いにオンエア見られたくないし。
絶対友達に笑い者にされるっ!
私、これにノらなきゃダメ?
頭で絶望を思う存分味わっている中、イケメンが話しかけているのに気付く。
山崎「で、お前、ほんまは何処から来たんや。」
手には何か忍者が持つ刃物。
間近に迫った顔に少しドキドキしながらふと思う。
これ、見破ったらオンエア無くなるんじゃ?
うん、これ以上恥ずかしいことは終わらせよう。
最初のコメントを投稿しよう!