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百合「あの、私鶴じゃありません。 申し訳ないのですが、人間です。 それと、今は何年なんですか?」 もう、ここは話を進めてあげよう。 すると、イケメンは顔を真っ赤にして我に返った様で、恥ずかしそうに呟いた。 山崎「ぶ、文久4年・・・・・。」 誰か、嘘だと言って……。 こんなベタベタな設定とか、知合いにオンエア見られたくないし。 絶対友達に笑い者にされるっ! 私、これにノらなきゃダメ? 頭で絶望を思う存分味わっている中、イケメンが話しかけているのに気付く。 山崎「で、お前、ほんまは何処から来たんや。」 手には何か忍者が持つ刃物。 間近に迫った顔に少しドキドキしながらふと思う。 これ、見破ったらオンエア無くなるんじゃ? うん、これ以上恥ずかしいことは終わらせよう。
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