155人が本棚に入れています
本棚に追加
それから数日後の今日、会社の大切な商談がある
結果によってはボーナス+@がもらえるのだ。誰もが緊張する中でただ一人、呑気に本を読んでいる者がいた。周りの反応から考えると副社長らしい
商談が始まった。互いに名刺交換をしていると、名刺を持ったまま固まっている二人がいた
「っ……なんで…君が」
「っ……此処の社員だったのか」
「あ、うん。そういえば名乗ってなかったね。跡部証券株式会社 副社長 佐伯透です。よろしく」
「そうだな。俺は大和証券会社 同じく副社長 渡邊和輝だ……男だったのか。お前」
「な、何それ!!僕は男です」
此処が会社内である事
互いの社長が同席している事
部下も数人いる事
普段の二人らしからぬ態度に不思議がられていた事
全て忘れていた二人は後日絞られたのは、また別の話
最初のコメントを投稿しよう!