貴方と二人

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それから数日後の今日、会社の大切な商談がある 結果によってはボーナス+@がもらえるのだ。誰もが緊張する中でただ一人、呑気に本を読んでいる者がいた。周りの反応から考えると副社長らしい 商談が始まった。互いに名刺交換をしていると、名刺を持ったまま固まっている二人がいた 「っ……なんで…君が」 「っ……此処の社員だったのか」 「あ、うん。そういえば名乗ってなかったね。跡部証券株式会社 副社長 佐伯透です。よろしく」 「そうだな。俺は大和証券会社 同じく副社長 渡邊和輝だ……男だったのか。お前」 「な、何それ!!僕は男です」 此処が会社内である事 互いの社長が同席している事 部下も数人いる事 普段の二人らしからぬ態度に不思議がられていた事 全て忘れていた二人は後日絞られたのは、また別の話
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