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夜遅くなると賑やかさも薄れてくるので、今日は解散となった 跡部会社の人間は慣れているので、全員が酒を飲んでいるわけではなかったが大和会社の人間は羽目を外して飲みまくっていたので、自力で帰すわけにもいかない 「お酒飲んでない人は2~3人送ってあげて。車が大きい人は積めるだけ積んでって」 『は~い、お前らはこっち。お前はこいつの車な?』 『悪いね、俺の車小さくて。そっちにもう一人乗れないか?』 「えっと……渡邊さんはこっちです。これで全員乗った?じゃあ、また明日会社で。二日酔いに気を付けてね」 『『はぁい。副社長、おやすみなさ~い』』 あまり呂律が回ってない人はいないので、大丈夫だろうと安心しつつ車を走らせていた どちらかと言うと渡邊の方が居酒屋に近い場所にあるのでナビを見ながら渡邊が寝てしまわないように話し掛けた 「渡邊さ~ん。起きてますか?」 「はぁい。起きてますよ~。あ~、和輝って呼んだらちゃんと帰れます」 「全く何を考えているんですか。しっかりしてくださいね」 「分かってますよ~」
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